装画を描かせて頂いた「あやかしの深川」ついに発売です。

やっと・・・! 発売されました〜!!!

猿江商會さんから刊行の「あやかしの深川」
四六ソフト・320ページ  税抜2,000円

↑お一人で営業されている出版社なので、全国の書店の店頭に置いてはおりませんが、リンクが貼ってあります様にamazonさんから、又お近くの書店からでもご注文頂けるそうです。

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7月上旬発売予定だったのですが、少し延びましたね。

深川という土地に伝わる「本所深川七不思議」を始めとした怪談・あやかし話。
谷崎、荷風、鏡花から宮部みゆきさんまで、数々の作家の作品が詰まってます。
所々東京下町の風情を残しつつも、スカイツリーが見え、鉄骨の橋がかかっている現在からは想像もできない、夜の闇の深かった時代の話を集めたアンソロジー本です。

怪談好きな方は楽しめるのではないでしょうか。




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今回、会社ロゴ(このお猿さんです)を制作させて頂いた縁で、猿江商會さんからご依頼頂きまして、怪談・妖怪大好きな私は、もう本当に好きな題材で、大変楽しく好き勝手に表紙を描かせて頂きました!

昔の深川と現代の深川が繋がっている・・・混在している感じと言いますか、現在の深川の本当の姿、土台となっている姿が昔の深川というイメージで、描きました。

ぱっと見た時には、ただの江戸時代の深川の風景に見える所がミソです(笑)

帯を外して頂けますと、この河の水面に映っているのが現代の深川という仕掛けになってます。

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暗くて分りづらいかもしれませんが・・・



本を開いてみますと、北葛飾狸狐さんの「本所深川七不思議」を題材にした素敵な浮世絵がオールカラーで収録されております。
なんと豪華な・・・!!!

ちょっとお高めかな〜と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、手に取って頂くと納得のこだわり所満載の本となっておりますので、ぜひお手に取って頂けましたら幸いです。

東雅夫編『あやかしの深川』刊行記念イベント 
お江戸深川「真夏の夜の七不思議」

というイベントも開催予定ですので、ぜひよろしくお願い致します!!




この江戸時代の深川、見た事があると思われる方も多いと思います。
そうです。かの有名な葛飾北斎の「富嶽三十六景 萬年橋下」を参考に描いております。
浮世絵は、昔の風情を伝える貴重な資料です。
北斎の浮世絵では、昼間で大変な人でにぎわってますが、夜はこんな簡素とした人通りの少ない場所だったのではないでしょうか。
男女二人が闇にまぎれて逢い引きしてたり、はたまた女性は実は化け狐だったり・・・

やっぱり、夏と言ったら怪談に限ります。
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by kageten | 2016-07-16 09:29 | お知らせ | Comments(0)

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